Yaku

国産ネブトをメインに飼育しています。採集にも行きます。

アクミナートゥスネブト 2023年度飼育情報

Mt.Besar South Kalimantan WF1

(WD♀17.6mm)

①ライン

②ライン

🐜さんで♀単を2セット購入(11円×2)。全然人気なかったので僕が落としました。①は多分アクミだと思いますが、②はアクミじゃないような気もしなくもないです。個体差の範疇でしょうか。

 

<割り出し、投入>

'23 9/24 ①3令3匹 ②ボツ

♀達は脳死で無加工Uマットに入れときましたが、①のみ産んでくれました。②が産んでくれなかったのは残念ですが、まあ産んで欲しかったらもうちょっとセット拘れって話ですね。

体重はこんな感じ。2♂1♀採れました。250ccスクリューボトルにUマットを詰めたものに投入です。不全なく羽化して欲しいですね。

 

<羽化>

♂30.3mm('23 12/17 掘り出し)

'23 9/24 2.48g

♂30.7mm('23 12/17 掘り出し)

'23 9/24 1.74g

羽化した2匹は不全なしでした。立体美があってとてもかっこいいですね。

この角度からがかっこいいです。

アクミで内歯が半分くらいまで上がるイメージがあまりなかったのでびっくりでした。眼縁突起もちょっと弱いような気もします。まあこちらは個体差の範疇かな?

 

<講評>

30mmくらいの虫なのでそんなに食べないだろうと思っていたのですが、割り出し時2.48gあった幼虫のボトルは悪い食い上がり方をしており、それは容器がちっちゃかったせいなのかなと予想します。♀は250ccでいいと思いますが、♂の最終ボトルは430ccくらいあった方がいいのかもしれません。今回の容器では30.5mmくらい羽化するのが限界だったと考えると、2.48gの幼虫が1.74gの幼虫に成虫体長で負けてるのも説明がつくかもしれません。

次こそは温度が低い冬に飼育したいので、9月頭くらいにWild便入荷したらまたやりたいです。

西表島採集記録

11月3日〜6日の日程で西表島に採集に行ってきましたので、その記録を残そうと思います。かなりダラダラと書いてしまいましたが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

本編の前に、まずは前書き的なものを。

時は去年の秋ごろまで遡ります。当時の僕といいますと、ネブトと食性が似ていると噂のマルバネクワガタとは何者なのか、一度飼育してみたいという気持ちが高まっていた時期です。画面越しでも大歯の魅力はひしひしと伝わってきており、それはいつしか僕の中でネブトと並ぶ羨望の対象となっていました。

一昨年の僕なら迷わず飼育品を購入していたでしょう。しかし、この時の自分はちょっと採集に傾き始めていた時期であり、ヤエマルの飼育をするのはヤエマルを現地で採ってからだ!と自分に言い聞かせ、購入を見送りました。

そして年が明け、さあ今年はどこに旅行へいこうかと家族内で話題に上がった時、僕は迷わず西表島を推薦しました。一昨年なら南紀対馬を推していたでしょう。特に対抗馬も出なかったので、今年度の予定が決定するやいなや速攻で飛行機とホテルを予約してくれました。無謀な挑戦の始まりです。

ちなみに、11月4日に石垣島で祭りがあるらしく、席の埋まり方はとても速かったとのこと。実際、初日の飛行機と西表→石垣のフェリー(西表の住民さんも祭りに行くらしい)は結構満員でした。

そして時間は進み、遠征を1ヶ月半後に控えたころ、僕にはやるべきことが3つありました。それがこちら。

・親の説得

・短時間睡眠への適応

・父と自分のライトの用意

最初の親の説得が今回の一番の難関で、何日も何時間も交渉を続けました。常識的に考えて、ハブの潜む夜の原生林を歩くなんて正気の沙汰ではありません。親にマルバネ図鑑を読ませたり、親に一度(昼も含めた)採集できる時間を0にされたりと、結構色々ありましたが、最終的には、①父がついていくこと、②早く帰ってくること、③道沿いからは出ないこと、の条件付きで許可がおりました。行けるだけでもありがたいと考えるべきでしょう。

睡眠時間については、遠征3週間前から深夜1時まで起きるというのをやってました。元々10時半くらいに就寝して約8時間ほどの睡眠をとる健康的な(?)人間で、さらに睡眠時間の変化にめっぽう弱い人なので、頑張って起きました。(後日談としては、単に遠征後に疲労を持ち越すだけでしたので、あんまやる意味はなかったなぁと)

最後にライトです。家には樹液採集用のハンディライトが1つありますが、山に入るのが2人で、ヘッドライトとハンディライトがそれぞれ2個必要ですので、新たに新調する必要がありました。ヘッドライトとハンディライトどっちもいるのかという話がありますが、個人的な感想として、足元を照らすヘッドライト、ピンポイントで照らすハンディライト、両方あった方が便利かなという印象です。ということで、以下にレビューを残しておきます。

WUBEN C-3

http://wuben.co.jp/product/c3.html

ハンディライトです。Amazonで2000円くらいでした。安価の割には最大1000lmと明るいです。使ってみた感じ、確かに明るいんですが、電池の持ちに少し難があるのと、発熱します。電池の予備を持ち歩き、発熱はそれほど気にならないというのであれば全然使えます。コストパフォーマンスを求めるなら最強レベルです。予備電池は持ち歩きましょう。

GENTOS RX-386R

https://www.gentos.jp/products/series/rx/rx-386r/

これは元々僕が持ってたライトです。少々発熱しますが、それ以外に特に不自由はないので愛用しています。今遠征でも安定した活躍を見せてくれました。

GENTOS GH-200RG

https://www.gentos.jp/products/series/g_series_headlight/gh-200rg/

ハンディライトと違って、ヘッドライトは1万円以下で電池の持ちがよいものってあんまないんですよね。それで辿り着いた最適解がこいつです。Amazonで1万くらいで買いました。明るさ、持ち、全て申し分ありません。本体の重さを気にする方もおられますが、僕はあまり気になりませんでした。とてもおすすめです。

GENTOS HW-G634H

https://www.gentos.jp/products/series/head_wars/hw-g634h/

ヘッドライトの2個目です。持ちがいいということで採用しました。Amazonで4600円とかだったと思います。明るさは前述のGH-200RGに比べるとやや劣りますが、それ以外は十分です。明るい方が安心感は増しますが、600〜700lmあれば何とかなります。10000lm!!とかの中華製はあまりおすすめは…(以下略)

それでは本編に移ります。

 

11/3(1日目)

やっと行けるぞ!という気持ちとやっと解放されるぞ!という気持ちが7:3くらいで当日を迎えました。1週間ほど前から大歯テロをされてしまい心臓バクバクです。

目標は高く、大歯です!

空港で朝食を摂り、飛行機に乗り込みます。機内でマルバネ図鑑眺めようと思いましたが、隣にJCがいたのでやめときました。

そして上陸!空気がいいですね!人生初の沖縄県です。

具志堅像

石垣空港売店で販売しているカレイフライのおにぎりが美味しいらしいです。個人的にはポークおにぎりもすごく美味しかったです。

そして、人生で初めて高速船に乗ります。初めてのくせに寝てたのであまり記憶はありません。途中勘違いで鳩間島で降りかけて危なかったです

そして時刻はおよそ17:00、西表島到着です。本当は赤門のある大原港に行きたかったのですが…残念!あわただしかったので写真なしです()

レンタカーに乗って、ホテルに移動します。

ちなみにこのレンタカー、手動で窓の開閉を行うタイプの車で、個人的には結構衝撃でした笑

今回宿泊するホテルは⭐️リゾートです。ご飯が美味しかったのと、非常にサービスが充実してるなという感想です。オフシーズンであることもあってか普段の三分の一くらいの値段で予約できたそう。

チェックインを済ませて、さあ採集!!とはいかないのが家族旅行です。まずは予め予約していた店に夜ご飯を食べにいきます。

パスタがおいしかった記憶がありますが、食事どころではない精神状態だったのでうろ覚えです。聞いた話では、某ルロイ修道士のようにせわしなく指を打ちつけていたそう。

 

そして諸々準備を済ませ、ポイントに到着。到着時刻は20:00ちょうど。とても遅いですね。駐車ポイントの目の前でパトロールの車に遭遇したり、着替えていたら急に雨が降ってきたりとトラブルもありましたが、とりあえず目星をつけていたポイントを目指して山を登っていきます。

最初から道沿いを探していきますが、ゴキブリしかいません。時間も遅いので、当たり前ですかね。

半分きたかな?くらいのところであるトラブルが。父がある提案をしてきます。

「もう今日は危ないから帰ろう。こんな奥まで来るとは思ってなかった。まだ(採集日は)あるじゃないか。」

「え」

2秒くらいフリーズしてました。まだ人間とG以外のまともな生き物を見ていないというのに、まだ30分も経っていないというのに、何事でしょうか。

検討に検討を重ねた結果、目標地点よりもちょっと手前の地点で止まるということになりました。まあまあまあ。

特筆すべきことはなく、目標ポイントに到着。まだ坊主ですので、周辺を血眼になって探します。

探索を始めて3分くらいでしょうか。ゴキブリでもヤエマルでもない黒い影が…

♀ 25.3mm

おっと??この赤さとこのサイズ感、もしかしてヤツでは??

と一瞬思いましたが、

ヒラタでした()

前脚の湾曲を見てもらえれば一目瞭然かと思いますが、先程の写真で何人もの方を勘違いさせてしまいました。あれだけそれっぽく撮れた自分を褒めるべきでしょう。

次は本物採りますから!!!!!!

ということでサキシマヒラタゲットです。

この後、ヒラタがいた木のすぐ近くでサキシママダラを見つけました。。全長40cmくらいの小さい個体です。写真撮ろうとしましたが、父がハブと勘違いして撮れませんでした()

クワガタとヘビを見つけたところで、すぐ近くの斜面を登ります。

ヤエマル♂ 45.0mm

おお、いました!!ちいかわサイズですが、木に張り付いている姿を見るのは非常に感動です。ちなみに、僕は落ち着きがない性格なので、木に張り付いている写真なんてありません。小歯ですが、小歯ですが、嬉しい限りです。

しかし、その後は追加を得ることができず、初日は終了。下山時刻は23:00くらいだと思います。早すぎる!!

 

11/4(2日目)

今年は奇数年で、天気も快晴ということで、朝からチャマル採集に向かいます。

しかし、探し方がわかりません。林床のチャマルってどうやって見つければいいんや…

うーん、いませんねー

道中、ヤエヤマサソリ、サキシマキノボリトカゲ、サキシマカナヘビなどを見つけました。キノボリトカゲは観察しやすくてかわいかったです。

途中どうしても写真を撮りたかった場所へ。普通に怖かったです(自称高所恐怖症)。

 

昼飯を食べて再開します。

しかし、正午を回ってもいません。

もしかしてめっちゃ見逃してる…?

あ。

チャイロマルバネクワガタ ♂28.9mm

とても綺麗な虫ですね。想像の3倍くらい茶色でした。

ちなみにこいつは僕が見つけた個体ではありません。ぷすう。

そして次のポイントでもチャマル♂を追加します。現地写真撮っとけばよかったですね。

左が追加個体です。色が綺麗に写ってませんね。大きさは26.5mm。

興が乗ってきたところですが、時間がきたのでここでギブアップ。強いて言うなら幼虫環境と♀がみたかったですけど、まあそれは次の機会(再来年、行けるかな…?)に持ち越しです。

 

そして今夜はというと、

お休みです。

父が疲れたので明日にしようということです。まあ、日本シリーズ勝ったのでよしとしましょう。

 

11/5(3日目)

午前中は海で遊んでました。魚の種類とか全く分かりませんでしたが。久しぶりの海、とても気持ちよかったです。砂浜でもチャマルを探しますが、流石にいませんでした()

昼はマンゴージュースで有名な美々へ行きます。

が、

準備中でした(泣)ちょっと行くのが遅かったかな?(時刻13:30)まあ明日来ればいいでしょう。

 

そして今日は早めに山に入ります。チャマル兼下見ですね。現在時刻は16:00ということで、もちろん1番乗りです。

イタジイの大木を探しながら歩きます。夜とは全然雰囲気がちゃいますね。

ちなみに、ヤエマルがつく木は「イタジイ」という名前の木で、スダジイ」という木は存在しないらしいです。普通に間違えて覚えてました。

そして、最終日にしてようやく目標ポイントに到着しました。大体今で18:00くらいですね。11月頭だと大体18:15くらいに日が落ちますが、完全に空が暗くなるのは19:00からです。それまではヤエマルは発生しないだろうと睨んでいたので、ここで夜ご飯兼長めの休憩としましょう。最初に見る木決めて、その付近の木の上に座ります。

今日のディナーは、昆布のおにぎり、ピザパン、チョコバナナケーキ(確かこんな名前だった)です。まずはおにぎりに手をつけます。

美味しかったです。

(ちなみに、昼頃にはスーパーのおにぎりは売り切れてるので次回以降注意ですね。僕が13:00くらいに行った時は最後の1個でした)

そして、待ちに待った夜7時。いよいよ最終晩が始まります。

準備運動を済ませて、最初の木にライトを当てます.すると、根本に黒い虫を発見!慌てて向かうと、

ヤエヤマネブト♂ 23.0mm (+幼虫数匹)

ネブトがいました!しかも、その下のフレークを掘ってみると幼虫も出てきました!幼虫もネブトで間違いありません。ネブト愛好家としては外せない一品でしたので、採れてよかったです。

さらなる追加を求め、周りを掘っていきます。

卵!?

中央付近に白い粒があるのが見えるでしょうか。分かりにくいですが、明らかにネブトの大きさではありません。(家で採卵してたから分かります)そしてそのすぐ横にて、親(と思われる)ヤエマルを発見。

ヤエマル♀47.3mm

ヤエマルの発生源を当ててしまったようです。さらに掘ってみると、卵がどんどん出てきます。15個くらい確認したところできりがないのでストップしました。マイナスドライバーを持ってきて本当によかったです。

発生源写真。

写真では、手前にでかい石、奥にスダジイ、右部にツルアダンが見えます。石をどかしたらさぞかし大量のマルバネ幼虫が出てくるのでしょう(ただの妄想です)。重すぎてぴくともしませんでしたけど。一瞬ブロックハンマーの正しい使い方が頭をよぎりました。

環境としては、僕が想像していた「大木のスダジイの一部が筒抜け状になっており、そこに泥々のフレークが地面に接さず溜まっている」というものではありませんでしたね。むしろ真逆で「スダジイの根本で、水分量は少ない(握って玉にギリなる程度)」環境でした。このような場所で発生しているとはすごく驚きです。(後に聞いた話だと、根本に産卵しに来るのは結構普通らしいですね)

ニョロを見ていないので幼虫環境はわかりませんでしたが、現地の土を見た感じ、市販のカブトマットでも劣化が足りなさそうですね。劣化が十分に進んでいれば、今回のように握ってダマにギリなる程度の水分量でも産んでくれると予想します。飼育では劣化が足りない分高水分微粒子で補っているんでしょうかね。

(僕が言うのもなんですが、むやみに根本を掘る行為は慎みましょう。道沿いの木は特にです。僕は今回道から結構外れたところでやりました)

ちなみに家に帰ったら7卵に減ってました(泣) 管理方法が未知ですが、F0君はどこまで育ってくれるんでしょうか。

初心者のお話はこの辺にしておいて、追加を求めて歩きます。

20分ほど歩くと、地面に黒く光るものがあります!

ヤエマル♀43.5mm

歩いていた場所。あてもなく道を歩いていたということは、発生後期の個体でしょうか?スッカスカでした。

しかし、やはり♂がきてくれないとテンションは上がりません。♂を求めて彷徨います。

が、

いません!!!!!

(道沿いの)スダジイを結構見て回りましたが、マルバネのマの字もありません。途中サキシマスオウノキの板根の上でご飯休憩を挟みながら、なんとか粘ります。

(ここら辺で某球団のアレのアレが決定的になります。父がオリックス歓喜の瞬間を見届けるために早めに下山したいと言ってましたが、道沿いなので運良く電波が繋がり、結果を確認することができました。今日に限っては電波くんとノイジーくんに感謝ですね)

採集時間が伸びたところで、さらに歩きます。

うーん…

夜飯休憩以外ノーストップできたのでかなり疲れています。おまけに大歯が採れてないのでメンタルもボロボロ。脳汁が出る時としては最高のタイミングなんですけどね。

しかし、そう上手くはいきません。

結局その後は追加個体を得ることなく終了。現在時刻は22:30。体力というよりはメンタルがかなり削られました。おまけに同じ場所で僕より早く下山してきた方が大歯を採集されていました…

 

11/6(4日目)

この日は死ぬほど眠かったですね。短時間睡眠の代償がきています。

この日はクワガタ採集をしてない(できなかった)ので、ご飯の写真でも。 

どこぞのハンバーガー屋。うまし。

ちなみに美々はというと、今日も仕度中でした(号泣)。大歯を採れない者にマンゴージュースを飲む資格はないのでしょうか。無念…

そして石垣に渡り、茶屋レストランガーラ。めちゃめちゃ美味かった。

石垣空港で数時間ぶらぶらした後、夜8時くらいの便で本土に帰ります。

来年は大歯を頼みます…!

 

後書き

今回の一番の成果はヤエマルとネブトの幼虫(産卵)環境が見れたことですね。マルバネの飼育をしようと思っていた身としてはとても嬉しい出来事でした。加えて、採集した2♀とも卵を産んでくれてるので嬉しい限りです。

そして反省点。まずは圧倒的な体力不足ですね。僕自身陸上(長距離)と登山を嗜んでおり、体力不足にはならないだろうと思っていたんですが、甘すぎました。単純に歩く体力というよりも、精神的な体力の方が重要だなと感じましたね。僕の体感では3:7くらいでした。特に3日目に限っていえば、下見で体力を相当使ってしまい、最後らへんは本当にヘトヘトでした。もうちょいペース配分考えてやればよかったです。

体力不足の対策を挙げるとするならば、大歯を採ることくらいでしょうか。これは結構ガチで、大歯が採れない代償はあまりにも大きく、遠征後の精神状態にも響きます。僕の場合は普通に1ヶ月くらい凹みました。短時間で結果を出す運と体力が欲しいです…

また、熊避けの鈴みたいなのがあるとライトとダブルセットで居場所がわかりやすくなります。熊鈴つけてヤエマル採りに行く人あんまいませんが、自分自身結構安心感はありましたね。

入林届の提出とかも結構テンパってギリギリになってしまったので職員さんには申し訳なかったです。

最後に少しおまけの話を。知ってる方もいるかと思いますが、来年以降の規制についてです。来年以降、特定の場所の入林にガイドが必須となり、実質的に採集禁止になるという情報が巷で流れていますが、これは少し語弊を含んでいるように思います。ヤエマルの採集規制のために立ち入り禁止にするのではなく、単にフィールドを守る(地面が踏み固まるのを防ぐ)という意味でこの措置をとるそうです。秋のシーズンになると虫屋が踏み固めることによって新たな道が出来上がり、それがよくないらしいです。つまり、空中浮遊状態でヤエマル採れば全く問題ないということですね。どうやって取り締まるんだ?とか、別ポイントから規制ポイントに入った場合どうなるんだ?といった疑問はありますが、そこはまだ詳細が公表されてないのでわかりません。将来的に全域ガイド必須ということになったりしたら終わりですね。

追記:2025年の3月より施行らしいです。時期を間違えていました…

 

超長々と書きましたが、今回はこの辺にしておこうと思います。脳汁が出ていない採集記はつまらないので、来年大歯を採って優勝できるように頑張ります。

アッチョスネブト 2023年度飼育情報

南スラウェシ CBF2

(CBF1♂22mm ♀19mm)

♂親です。

Hawaiian Beetleさんから購入しました。♂♂♀で購入した内の24mmの♂は原因不明の死着をしてしまいましたが、気を取り直していきましょう。大型個体に見られる、大きい前胸がよきです。

 

<割り出し>

〜'23 6/17 30幼虫

普通にUマットで産みました。初令もいれば2令もいますね。とりあえず数が取れてよかったです。

取れた幼虫は650ccガラス瓶/3頭(ヒラタノコ一番、ヤフオクで購入した使用済みマット)、500ccPPボトル/2頭(新品+使用済みUマット)に分けて飼育です。1本返しで行く予定です。25mm以上が羽化してきて欲しいですね。

 

<羽化>

♂B26.0mm('23 9/24 掘り出し)

'23 6/17 500cc/2頭 未使用Uマット+使用済みUマット

 

♂21.9mm('23 10/3 掘り出し)

'23 7/24 取りこぼし発見、250ccボトルUマット

 

♂21.1mm('23 10/19 掘り出し)

'23 6/17 650cc/3頭 ヤフオクで購入した使用済みマット

 

♀19.0mm('23 10/19 掘り出し)

'23 6/17 650cc/3頭 ヤフオクで購入した使用済みマット

 

♀B18.9mm('23 10/19 掘り出し)

'23 6/17 500cc/2頭 未使用Uマット+使用済みUマット

 

♀18.5mm('23 10/19 掘り出し)

'23 6/17 650cc/3頭 ヤフオクで購入した使用済みマット

 

♀17.7mm('23 10/19 掘り出し)

'23 6/17 650cc/3頭 ヤフオクで購入した使用済みマット 2令投入

 

<講評>

今回は圧倒的にUマットの成績が良かったですね。ヒラタノコは一旦端に置いといて、ヤフオクマットは使い方を間違えたような気がします。650cc/3頭と集団飼育してますが、多分ヤフオクマットは個別飼育が合ってますね。逆にUマットは集団飼育(と言っても2頭だけど)でやったのがいい結果につながったんじゃないかなと思っています。

野外最大で28.2mmまでは確認されています(ビークワネブト特集参考)。今回幼虫期間が4ヶ月と短く、欠陥だらけの飼育だったにもかかわらず、(参考記録ながらも)野外-2mmが羽化してきたことからそれほど難しいネブトではないですね。某レコードホルダーのお言葉をお借りするならば、「どんなエサや温度でもそれなりに大きくなってしまう種類」なんでしょうね。そして産卵も大して難しくないので、これだけ流通量が少ないということはそれだけ人気がないということでしょう。

次やるとしたら、1本返しか2本返しかで迷うところですね。1本返しなら♂♀関係なく250ccにUマット詰めで低温(幼虫期間伸ばしたい)、2本返しなら1本目初令ブースト狙いで微粒子高水分、2本目は水分落としてちょいと詰め圧を上げたボトルを使うかもしれません。

ボトルの容量は1頭あたり200〜300ccが目安かなと思います。これ以上容量を大きくすると僕の環境では環境コントロールに難儀してました。環境コントロールができてる瓶とできてない瓶では同ロットのマットを使ったとしても、ダニや線虫の湧き具合に歴然とした差がありますね。

不全なしの大型個体が見たくなってきたのでもう1サイクル回すかもしれません。

あとどうでもいいですが、今回白背景がめちゃめちゃ綺麗に撮れました。後に何度やってもこのクオリティは再現できなかったので(微妙に変な色が入る)、腕を上げていきたいところですね。

2022年度 ネブト飼育 総括

2022年度 ネブト総括

散々の結果となった2022年を振り返っていきましょう(結構反省とか被ってる内容が多くなってしまったのでまとめました。バリエーションのない飼育をしてしまったのがバレバレです。ここが一番の反省ポイント)。

 

トカラネブト、アマミネブト、ヨナグニネブト

この3種は自分の所で産卵させた種類ですね。HRNさんのライトマットを中心に飼育しましたが、水分量が足りなかったのか、はたまた容器が悪かったのか、散々な結果に終わりました。また、トカラネブトは前年度にヒラタノコで大きくなったので、ヒラタノコでの飼育も試みましたが、全滅です。

これらの原因は正直明らかで、ライトマットは述べた通り圧倒的な水分不足と容器です。ライトはいつもの感覚よりかなり多く水分を入れる必要がありそうです。もうベチャベチャくらいまでやった方がいいような気がします。「虫と一緒にマットも成熟させていく」という意識が足りませんでしたね。家にライトマットは大量に有りますので、今年もどれかの種類で使ってみようと思います。クリアスライダー ラージが倉庫にあったはずなので、それに詰めても面白いかも…

そしてヒラタノコ組ですが、これは無理に1本返しをしようとしたことが失敗に繋がったんじゃないかなと予想しています。1本返しというものをあまり理解せずにやってしまいました。今年は1本返しはしない予定ですが、ビークワ85号が参考になる気がします。

あと、意外だったのが、アマミネブトが1匹残らず全滅したことですね。僕の環境がアマミにあっていなかったんでしょうか。他の飼育者の方はアマミは頑丈だとおっしゃっているので、多分僕のせいですね。。。なぜアマミだけ全滅したのかについては現在精査中です。不可解です。

 

イヘヤネブト、オキノエラブネブト、オガサワラネブト

こちらは幼虫の頂き物ですので、記事は出してません。どれも10頭以上貰ったのですが、羽化したのは5本の指に収まる程度です。。。

原因は容器かなと思っています。この3種、どれも高さのある直方体型の容器(パン屋さんを想像してもらえればいいと思います)で飼育したのですが、緑色?の菌に巻かれて死亡している個体が複数見られました。Uマットでもヒラタノコ1番でも見られたので、容器のせいか僕の飼育環境のせいです。このような死亡の仕方をしたのは初めてなので、対策としては、「この容器を使わない」くらいしか思い浮かびません(と思ってますが、理由が分からないのはやはり気分が悪いので今年も試してみます)。

 

そして、全体的な反省として、マットチョイスがダメダメでした。まだ2年しか使っていませんが、ヒラタノコ一番使うなら通販してる格安マット使ったほうが100倍いいと思います。マットないからホムセンで買ってこよ〜的な思考になるのは良くないですね。弘法筆を選ばずという言葉もあるので、使い方を工夫すればうまくハマるのかもしれません。

あと、ブログを書いている者としてもう少し写真を残すべきでした。こまめに写真を撮るようにします。特に成虫の写真は白背景で撮っておきたいですね。

せめて1サイクル回したのなら、①何故小さくor大きくなったのか、②次飼育するなら温度容器容量マット等をどうするのかくらいはしっかりと記録に残しておきたいものです。

 

※ここから下は有料設定にしていますが、単純に今は公開したくないことを書いてるだけなのであまり気にしないで下さい。一年後くらいには公開する予定の内容ですので、決して買わないでくださいね(念押し)。真面目に値段をつけるなら10円くらいでしょうか。

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プンクティトラックスネブト 2023年度飼育情報

スラウェシ島パロロ・パル F1

(親WD♂26.8mm ♀16.5mm)

 

初の野外便外国産ネブトです。かっこいいですね。

親♂です(展足が超下手くそなのはお許しください、ほんとに)。COLORSから購入しました。購入動機は「自分もネブトガチャをしたくなった」です。対戦よろしくお願いします。

 

<産卵セット>

2022 10/22〜 

ラベルには、「ネブト用ヒラタノコ半分+赤枯れ半分」と書かれています。ネブト用ヒラタノコとは、ネブトの産卵用にかなり熟度を上げたものです。秘伝のタレ的な感じで毎回新しいのを足して使用しています。 

 

<割り出し>

2023 2/28 19幼虫

ガチャ成功しました(多分失敗する方がおかしい種類です)。初令もいれば、3令もいますね。成長が早いです。2〜3令4頭は650ccヒラタノコ(使用済み)、他は1000ccガラス瓶に5頭ずつ入れました。1000ccはヒラタノコ(使用済み)2本とUマット(未使用半分+使用済み半分)1本の合計3本です。1本返しでいきます。

 

<羽化>

とても恥ずかしいサイズになってしまいました。

♂29.2mm('23 6月 羽化)

'23 2/28 1000cc/5頭(Uマット)

代表個体だけで許してください。。

 

<講評>

初期に湿度70%前後の所に置いてたので光の速さで羽化してきました。

あとこんなズボラ飼育で29mmが出てきたあたり運は良かったのかなと。Uマット未加工で多頭1本返しが効いたんでしょうね。

諸々の問題から一回これにて撤退です。